どうもフジワラです。
最近、「お金持ちになる法則」とか「幸せになる法則」とかいろいろなジャンルの自己啓発本が増えてきたし、注目されたりするようになってきたなと思います。
それ自体は別にどうでもいいんですが、知り合いで、口を開けば本の言葉でしゃべって、自分の言葉でしゃべらない人が増えた気がするので、この記事を書こうと思いました。
半分くらい個人的な愚痴です(笑)
自己啓発本のメリット、デメリット
とりあえず、批判ばかりするわけじゃないので、自己啓発本のいいところ悪いところをまとめます。
メリット
- 自分の知らない考えを知れる
- 新しい発見になる
- 自分の真反対の考えを知れたりする
- 読めば何となくテンションが上がる
デメリット
- 理想論を掲げていることが多い
- 文章がうまいと自分が何者かになったかのような錯覚に陥る
- ほかの本と似たり寄ったりの内容
- 筆者がハイスペック、または不遇すぎて参考にならない
とまあ、こうしてみてみると、自己啓発本自体は、自分とは異なる、または、知らなかった考え方を知れるというのが一番のメリットだと思います。
デメリットは、まあ、自己啓発本にかかわらず、ありがちな内容ですね。
僕自身としても、自己啓発本は新たな発見となるのでいいものだと思います。
本題
自己啓発本って、言葉通り、自己を啓発するものなのに、その内容を鵜呑みにして、自分の言葉で語らなくなるのはどうかと思います。
例えば、他人を許すことが大事みたいな本あるじゃないですか。その内容を自分の内に秘めてくれれば別にどうとも思わないし、思いようがないんですが、ひとたび、誰かが「あいつ嫌い、うざい、許せない」とか言ったときに「許すことが一番大事なんやで(にっこり)」とか言ってくる人のことです。
まじで、僕はこういう人に対して小一時間くらい、ほんまに自分の言葉なんかそれって問い詰めたいです。
上の例で行くと、理不尽な交通事故や、事件に巻き込まれて人生めちゃめちゃになった人に対しても「許すのが大事なんやで」って言えるのかどうか聞いてやりたいです。
許す、許せないとかは、本人が決めるものですし、一ミリも関係ないやつが口を出してくんなやって思います。しかも、自分の言葉ではなくて、他人の言葉を借りる奴にはなおさらです。
とまあ、こんな感じで、他人の言葉を借りて言うのはどうかと思います。
もう、はっきり言って、うざいです。
自分の言葉で語らない理由
自己啓発本を読んでて思うんですけど、文章の書き方がうまくて、読者をいい意味であおるような感じがします。それに、耳障りのいい言葉がプラスされると、さも、自分がすごくなったかのように感じる気がします。だから、自分の言葉をひねり出すよりも、本の言葉を使ったほうが楽ですし、自分がすごい人間になったかのように感じるからだと思います。
まとめ
どんなにかっこ悪かったり、拙くても、突拍子のない意見だったとしても、自分で考えて出た言葉ならば、本の言葉丸パクリよりも好感が持てますし、信頼しやすいです。
人の言葉を使って自分を大きく見せるのではなくて、自分の力で大きくなるべきだと思います。
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